七月二十四日、二十五日は八尾天満宮の夏祭である。
昼は子供達が蒲団太鼓を台車に乗せて町中を曳き廻して夏祭を楽しんだ。又「重尾天拘・ドウ天狗」と掛け声をあげながら天狗に紛した大人を人力車に乗せて町内を走り廻ったものである。
タ方になると大人たちの出番で太鼓台神興を境内から担ぎ出して、産屋の御旅所で体憩し、宮司の祝詞を奉納する頃には漸くタ暮近く辺りが薄暗くなった町並みに、各戸お献燈提灯にあかりがついて夏祭情緒をもりたてる。
逞しい若衆により担ぎ出された神興は威勢よく町中を巡行する。
その後を浴衣姿の子供、娘さんがぞろぞろとついて行く。取締役が大きな団扇で汗ぴっしょりの担手に扇いで涼を送っており、又各町内の名を書いた摺りつけ提灯を神興に接触さして御奉仕を表明しているしぐさとして昔から続けられている。
大信寺・浜の御旅所でも神事が行われ、その後で篝火が燃え上がる川岸から神興を長瀬川の清流に担ぎ入れて、上流下流交互に上下して多くの見物人の喝采を博したものである。
参考: 「産屋」は本町ニ丁目ニ番地にあって約ニ百坪の広場で現在の八尾市投所西館の西側である。 |
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