夜角力

夏の夜は、毎晩産屋か或いは大信寺の浜で素人角力が挙行された。
荒馬、音羽山、朝日山、相生が三役格で源氏山、友の里、友の花、村雲、若竹その他大勢の素人カ士が裸電球の下で、大勢の見物人が見守る中、盛んな声援を受けて激しい闘志を土俵のうえで展開した。
行事役ほ小柄な郵便配達夫の和田さんが鳥帽子と行事装束を着て見事な勝負裁きで角カを盛リ立てた。